またまたグレンモーレンジィ!
こんばんはあるもんてです!
忘れてたわけじゃないよ、本当だよ。
今回もタイトル通りグレンモーレンジィ!
デデン
でございます。
ちなみに「ネクタードール」とはそれぞれ
Nectar = 神々の美酒
Or = 黄金の
つまり
「NECTAR D' OR ~黄金の神々の美酒~」
かっっっこいいですねぇ!
ネクターと聞くと、あの桃のジュースを頭に浮かべる方も多いと思いますが
本来のネクターとは古代ギリシア神話に出てくる「神々の生命の酒」のことだそうですね!
黄金の、というのもネクタードールの深い色合いを表しているのだと思います。
以前紹介したグレンモーレンジィキンタルバンはポートワインの樽でしたが
今回のグレンモーレンジィは「ソーテルヌワイン(貴腐ワイン)」の樽で熟成したウイスキーなんです!!
また日常では聞かないワインの名前が出てきましたね、、、
◇貴腐ワインとは
貴腐ブドウという糖度の高いブドウで作られたワイン。
一般的に使用される品種のブドウではあるが
ボトリティス・シネレア菌というカビにより細胞が壊され
さらに乾燥した天候に晒されることで水分が減り、糖度が凝縮したブドウ。
つまりめちゃくちゃ甘口のワインです(極論)
先に私の感想を伝えておきます。
「「キンタルバンより好き!!!!」」
度数 46度
色 浅めの琥珀色
香り 蜂蜜、バニラ香はあるが、爽やかさもあり。
味 思ったよりスパイシー、その後に甘み
言われてみるとリンゴのような香りも。
渋みや苦味も感じられ、口を付けるごとに甘味を感じられる。
はい、美味しいですね。
通常のグレンモーレンジィと同じように、ファーストフィル、セカンドフィルのアメリカンオークで10年
その後「ソーテルヌワイン」で2年以上熟成。
ということで、この2年がどれだけ他のグレンモーレンジィとの差を生み出しているのか、どうしてここまで変わるのか気になるところですね。
グレンモーレンジィとしてのニュアンスは保ちつつも、それぞれの特徴で差別化がしっかり出来ている素晴らしいウイスキーだと思います。
お値段は6,000円から7,000円ぐらいですかね?
まぁ個人で買うならそこそこ。
一本飲まないなって人はお店で飲みましょう。
それではまた
ありがとうございました😊
オークションで有名になった例のアレ
こんばんは、あるもんてです❗️
最近スコッチばっかり飲んでる気がするなぁということで、仕事終わりの一杯にこちらを飲みました(久しぶり)
\デンッ赤色のやつ!/
でございます。
昨年の夏、オークションでカードシリーズ54本セットが約1億円で落札されたことでメディアで話題になりましたねぇ
トランプカードのシリーズは今どれも高いので……
メニューに載せているイチローズモルトの中でも比較的安価に飲めるワインウッドリザーブをチョイス致しました。
名前の通り、赤ワインの樽で後熟したシングルモルトウイスキーになります。
度数 46%
色 赤みがかった茶色(褐色)
味わい フルーティーでビター、やや柑橘っぽい香り、スパイシーさもあり
加水をするとよりマイルドでフルーティーに。
ノンチルフィルタードという造り方をしているので、度数は46%とやや高めでアルコール感をスパイシーに楽しめる、飲みごたえ抜群のウイスキー。
[ノンチルフィルタードとは]
一般的に、ウイスキーは成分が白濁して浮いてしまうことがあり、それを防ぐ為に一度冷却濾過(Chillfiltered)をしています。
ですがその成分、実はウイスキーの「旨味」なんです!!!!!
本当は濾過しちゃうのはもったいないんですよね……
ただ、濾過をしなくても白濁を防ぐ方法があり、それが『度数を46度以上に調整すること』
アルコールが46度以上あると、旨味成分がウイスキーにきちんと溶け出して含まれるんです。
なので冷却濾過せず、高めの度数にして最大限の旨みを引き出すのが「ノンチルフィルタード」になります。
というわけで、旨味がしっかり楽しめるジャパニーズウイスキー。
最近日本のウイスキーも減ってきてますからね……
こだわり抜いたウイスキーを手頃に楽しみたいという方は是非オススメです❗️
買うなら酒屋さんですね~、ネットだとどうしても値が上がってきています……
というわけで、ご覧いただきありがとうございます😊
またお越しください❗️
マティーニの概念ががが コーヒーにウォッカを入れて(淹れて)みた
こんばんは!あるもんてです!1週間近く放置してましたね……
突然なんですが
お店で、おすすめのカクテルを黒板に書いてカウンターに置いているんですけど(もう一つの黒板には季節のフルーツカクテル)
遂にコーヒー☕️、淹れちゃいます。
最近になってこのカクテルの名前をよく目にするようになった気がします……
まぁ中目黒のスターバックスさんなんですけど。
ですが、このカクテルは割りと前から存在していました。
1983年ロンドン、バー ソーホーブラッセリーにて
スーパーモデルが「めちゃくちゃに目が覚めるお酒を」とオーダーしたことで生まれたカクテルだそうです。当時はエスプレッソにウォッカをぶち込んだだけらしいですが
比較的最近ですね。
レシピは幾つかあり、お店やバーテンダーによって変わりますが基本的には
ウォッカ、エスプレッソ、コーヒーリキュール 、カカオリキュール、シロップというのが主流です。
カカオリキュールは特にお好みで、という感じですね。
そうです、「マティーニ」という名を冠しながら『ジン』も『ヴェルモット』も入ってません!!!
しかも!!
有名バーのエスプレッソマティーニもエスプレッソではなかったりします(当店もコールドブリューを採用しております)
結構コーヒー好きな方には突っ込まれたりしますね、エスプレッソじゃないですよね?等
コールドブリューとは所謂「水出しコーヒー」
のこと
時間をかけてゆっくり抽出するので、コーヒーの風味を損なわいまま、雑味が少なく苦味も抑えられスッキリとしたコーヒーが淹れられます。
まさしくカクテル向きと言って良いのでは?
気になる味わいですが、シンプルにコーヒーが好きな方はお気に召していただけるかと
コーヒーの風味をしっかり感じつつ、苦味や酸味、甘味のバランスも取れる「よく出来たカクテル」だと思います。
もちろん、甘い方がお好きな方はリキュールの分量を変えて甘く、コーヒーを多めにすればより大人の味わいにすることも可能
広がりのあるカクテルです。
当店のレシピはややコーヒー多めで作っております。
コーヒーを取り扱うBARであれば作れると思いますので、機会があればご注文してみてはいかがでしょうか!
それではまた。。
グレンモーレンジィのポートカスクのやつ〜!
こんばんは、あるもんてです。
今回はコレ!
\デンッ/
グレンモーレンジィ・キンタルバン12年!
でございます。
グレンモーレンジィといえば
・オレンジピールを香らせたソーダ割り、「オレンジハイボール」が美味しい
・蒸留所敷地内の湧き水である硬水を使用している
・ボトルがスタイリッシュ
・豊富なラインナップ
などの特徴で世界中で評価が高く、ウイスキー好きであれば一度は好みの銘柄や飲み方を追求するスコッチウイスキー。
バーテンダーからも「おすすめしやすさ」「カクテルの材料としてのバランスの良さ、味の引き出しやすさ」からよく愛用されている一品ですね。
皆さんも「グレンモーレンジィ・オリジナル」はもしかしたらどこかで目にしていると思います。(下記HP写真)
そんなグレンモーレンジィの黒いラベル!かっこいいですねぇ……
こちらはキンタルバン・ポートカスクフィニッシュという銘柄で、その名の通りポートワインの樽で追熟したグレンモーレンジィになります。
そもそもポートワインとは?(話が逸れます)
日本の方がよく見聞きする「ワイン」は
赤ワイン白ワイン 、スパークリングワイン、、、とシンプルな分け方がされていることが大体ですよね
(もちろん詳しい方もたくさんいらっしゃるので一概には言えませんが)
ですが世界的にワインは大きく4つの分類がされています。
『スティルワイン』・・・日常的によく聞く「赤、白ワイン」のことです。
発酵の際に炭酸ガスを抜いた発泡性のないワイン。
『スパークリングワイン』・・・これも有名ですね、発酵の際出た炭酸ガスを閉じ込めた発泡性のワイン。シャンパンもこの種類に当てはまります。
『フレーバードワイン』・・・名前から想像できるかもしれませんが、香りづけされたワイン。カクテルの王様マティーニ、カクテルの女王マンハッタンに使うヴェルモットなどがそうです。
そろそろ本題
『フォーティファイドワイン』・・・こちらはワインを作る途中に「アルコールを添加したワイン」です。
ポートワインもポルトガルで作られるフォーティファイドワインの1つで
同じくポルトガルの「マディラ」
スペインの「シェリー」の3つが世界三大フォーティファイドワインとされています。(シェリーは特に有名ですね!)
表記としてはどれも『酒精強化ワイン』と書いてあります(ぜひ探してみてね!)
アルコールを添加するメリットもちゃんとしていて、醸造過程で酒精を添加すると、添加したアルコールの分度数が上がり、酵母の働きが止まっちゃうんですね!
酵母の働きが止まるとどうなるか、そう、発酵が止まります。(どういうことやねん)
ざっくり言うと、お酒というのは 酵母が糖を食べることで発酵し、アルコールが生まれるんです
なので早い段階で発酵が止まると、そのだけ糖が残って甘くなるんですよ。
逆に遅めに添加すれば甘くないお酒ができますよね?
辛口も甘口も作りやすいんですよこれが!!
また度数の高いアルコールを添加することでワイン自体のアルコール度数も上がり、暖かい地域での保存がしやすいんですね、これが主にポルトガルで作られている理由だそうです。
というわけで本題に帰ってきました
グレンモーレンジィ・キンタルバンは、10年熟成のグレンモーレンジィをポートワインの樽でさらに2年、追加で熟成させていることが特徴です。
使われているのはルビーポート、つまり元は赤ワインです。確かに普通のグレンモーレンジィに比べて色が赤っぽいかな?という印象です。
色 若干赤みがかったオレンジ、茶色(?)
度数 46%
香り 嫌なタイプのシェリーとはまた違う、草っぽい香り。
ウイスキーらしくフルーツのような香りもするが、全体的に葉っぱ感が強め
結構こういう草っぽい香りは好き嫌いが分かれるんですよね、僕はそこまで得意ではありませんが、スキャパスキレンの100倍マシだと思います。
味 ポートカスクフィニシュと知っているのもあり、わずかにワインらしい土臭さを感じます、前情報なしで飲んでいたらわからなかったかもしれません。
味は意外に草っぽさ青臭さはなく、思ったよりはちみつやオレンジのような香りが鼻から抜けました。
ただ2口目からは後味が葉っぱでした。
やっぱりこういったハーブ感というより草のような香りのタイプは人を選びますね……
ただ総合的には良いウイスキーだと思います。
まぁでも個人で家用に買うなら価格的にもオリジナルか……あとシェリーのラサンタ12年かなぁ……
って感じです、皆さんもご興味あれば是非!
ありがとうございます、またお待ちしています。
グレンファークラス ファミリーカスク1991ハイランダーイン
こんばんは!あるもんてです。
今回はタイトル通りこちら!
\デンッ/
グレンファークラスファミリーカスク1991ハイランダーイン 信濃屋ボトル でございます!
こちらは職場の先輩バーテンダーが家に隠し(?)持っていたレア・スコッチウイスキー❗️
207年から始まる信濃屋プライベートボトリング
その中でも1、2年に1本出しているグレンファークラスです。
1991年蒸留の2011樽詰なのでおよそ20年熟成
20年のグレンファークラスってこんなに色濃いの?と思う方、いらっしゃると思います。
その通りです
こちら『ド』が付くほどのシェリー❗️❗️
コルクを開けた瞬間からシェリー独特の香り、濃ゆい甘みを感じました。
現行のグレンファークラス12年の並べると色の違いはこんな感じ
画面右がファミリーカスクです。
いや綺麗な紅琥珀色ですね……
12年と比べるのもどうなの?と思いますが、
現行のファークラス21年を仕入れていないので仕方なく(´>∀<`)ゝ
21年を最後に飲んだのも結構前なのでなんとも……
久しぶりに軽いテイスティングノート
度数
・56.9度
色
・「蘇芳色」または「ルビー」
・「少し紫がかった透明な赤」
粘度
・かなり高く、グラスに張り付いて落ちてこないほど
香り
・ひと嗅ぎでわかるシェリー、鼻にピリつく事は無く、甘く深い香り
多少のスパイシーさとフレッシュさ(気持ちハーブや新芽っぽかった気がする)
味
・その日一杯目のお酒であったのもあり強くシェリーを感じました。ただシェリーにたまにある嫌な感じはしません。
・黒糖やメープルシロップのようなコクのある甘み
・とっっってもまろやか、56.9度のアルコールを全く感じさせない熟成度
加水
一滴ずつ垂らして、ベストなところを探していくのが良し
カッチリハマると水を加えても、マイルドになれど香りや味わいが落ちる事は無く
そのままの強さで花開き、より鼻に香る。
もうこれ飲んだらしばらく普通のファークラスじゃ満足できない!!!!!!!
こんな感想です。
90年代のシェリーカスクを初めて飲んだのですが、これは美味い……
それこそ昔からウイスキーにハマっていた人は80年代蒸留のウイスキーも飲んだことがあるのでしょうが!
もうそんなものは手に入らないですし、持っている人も少ないと思います。
90年代であればまだ、定期的に売り出しているのでチャンスがあれば是非!
ファミリーカスクなんかは買い逃して数年したら値段3倍とかになっちゃいますからね。
最後に
通常のグレンファークラスもとても美味しいお酒です!
スペイサイド、ハイランドモルトウイスキーがお好きでしたらオススメですね😊
ジークフリート・ラインラント・ドライ・ジン(カタカナが多すぎる)
こんばんは!あるもんてです!
読んでくださる皆様にはまたジン?と思われるかもしれませんが、またジンです。
しかもまたドイツです。
\デンッ/
ドイツ・ラインラント地方で作られるクラシックなジンでございます。
ん〜〜もう……名前がかっこいいですよね‼️
ニーベルンゲンの歌に出てくる英雄「ジークフリート 」の名を冠したジン‼️
実はこれ、バーテンダーになったばっかの頃に名前買いしました笑笑
物語に出てくるジークフリートは
唯一の弱点である背中を刺されてしまうんですよね。
なぜ背中が弱点なのか、、、
対決した竜の返り血を浴び不死身になるジークフリートですが
その際、背中にだけ「菩提樹」の葉が張り付いており竜の血に触れなかったため、背中だけ不死身では無い とのこと。
皮肉なのか、
はたまたジークフリート唯一の不死身では無い「人間としての部位」を作り上げた重要な役割からなのか。
このジンのボタニカルには菩提樹が使われております。
由来までかっこいいんですよね…………
口に含み始めはビターオレンジの苦味と甘み
鼻が慣れるとラベンダーのフレッシュな香りを感じ
フィニッシュは辛口のジンジャーのようなスパイシーさ(甘みも感じますね)
ストレートとままですとジュニパーも確かに感じます。
少し加水したところ
香りは苦く、しかし味わいは甘みが増したように感じました。
まぁ日によって感じ方違うんですけどね、、
個人的には加水した方が好みかな〜??
多分トニックで割っても美味しいと思います。
トニック買い忘れました。
暇があれば色んな飲み方を試してみたいですね‼️
トニック買うならフィーバーツリーかなぁ〜
ライム無しでも十分だと思うのと、ビターオレンジっぽい香りもするので、オレンジピールでも絞ってみましょうか、、、楽しみですね‼️
それではまた、お待ちしております。
ありがとうございました😊
ジン?白ワイン?ボトルがお洒落!
こんばんは!
あるもんてです!
突然ですが皆さん、このジンをご存知ですか?
\デンッ/
おそらくこれを見た方はまずこう思うでしょう。
「「見た目がオシャレ!!」」
はい、私もそう思います。
こちらは
『フェルディナンズ ザールドライジン』
というドイツのジンになります。
蒸留後、高級白ワインを添加したジンということで……
初めて飲んだ時は「え、これジン?」って思うほど普通のジンとは異なる味わい。
ジンとしてのスパイシーさ、パンチも持ちつつ、添加されている白ワインらしい甘めな風味、フルーティーさを感じられる逸品です。
個人的にはそのままいけちゃいますね!
もちろんソーダやトニックで割っても良いと思いますが、その際はライムやレモンなどは添えずそのままかなぁ という感じ。
それだけフェルディナンズはそのままでも美味しいということです……!
実は種類がいくつかあり、写真のボトルはスタンダードなものの1つ上のグレード
度数66.6度のスペシャルエディション
『ディスティラリーストレングス』
になります。
より高級なワインを使い、年に一度だけ限定で作られる、さらにボトルが金の籠に入っている
『ゴールドキャップ』
そしてジンだけでなく、西洋カリンを添加したフェルディナンズ リキュール(スロージンみたいな感じですね)
『フェルディナンズ・ザール・クインス』
さらには共同3社の1つである
ゲルツ・ツィリケン家の畑で取れるぶどう、リースニング種のワインを使用したヴェルモット(フレーバードワイン)
『フェルディナンズ・ザール・ヴェルモット』
などなど多数のラインナップ!
リキュールやヴェルモットもあるので
「ジンは買うほどじゃないな〜」
「リキュールなら家で消費できるかな?」
という人も気軽に試していただける、痒いところに手が届くシリーズ!
ワインを使用しているということもありトップがコルクなので、開けるのに道具が必要なのがちょっとネックかな〜
でも普通は家にワインオープナーありますよね???
無かったら是非かっこいいソムリエナイフのご購入を検討してみてください、かっこいいですよソムリエナイフ。
私も普段、お店にワインが少ないのもあり使うことは無いのですが、ポケットに入れているだけでかっこいい気がします話が逸れました。
コルクを抜いたあとに少し上が出てしまうのが気になる方は、別売りでガラス製のトップもありますので、気になる方は是非!
ありがとうございました😊
またお待ちしております。