グレンモーレンジィのポートカスクのやつ〜!
こんばんは、あるもんてです。
今回はコレ!
\デンッ/
グレンモーレンジィ・キンタルバン12年!
でございます。
グレンモーレンジィといえば
・オレンジピールを香らせたソーダ割り、「オレンジハイボール」が美味しい
・蒸留所敷地内の湧き水である硬水を使用している
・ボトルがスタイリッシュ
・豊富なラインナップ
などの特徴で世界中で評価が高く、ウイスキー好きであれば一度は好みの銘柄や飲み方を追求するスコッチウイスキー。
バーテンダーからも「おすすめしやすさ」「カクテルの材料としてのバランスの良さ、味の引き出しやすさ」からよく愛用されている一品ですね。
皆さんも「グレンモーレンジィ・オリジナル」はもしかしたらどこかで目にしていると思います。(下記HP写真)
そんなグレンモーレンジィの黒いラベル!かっこいいですねぇ……
こちらはキンタルバン・ポートカスクフィニッシュという銘柄で、その名の通りポートワインの樽で追熟したグレンモーレンジィになります。
そもそもポートワインとは?(話が逸れます)
日本の方がよく見聞きする「ワイン」は
赤ワイン白ワイン 、スパークリングワイン、、、とシンプルな分け方がされていることが大体ですよね
(もちろん詳しい方もたくさんいらっしゃるので一概には言えませんが)
ですが世界的にワインは大きく4つの分類がされています。
『スティルワイン』・・・日常的によく聞く「赤、白ワイン」のことです。
発酵の際に炭酸ガスを抜いた発泡性のないワイン。
『スパークリングワイン』・・・これも有名ですね、発酵の際出た炭酸ガスを閉じ込めた発泡性のワイン。シャンパンもこの種類に当てはまります。
『フレーバードワイン』・・・名前から想像できるかもしれませんが、香りづけされたワイン。カクテルの王様マティーニ、カクテルの女王マンハッタンに使うヴェルモットなどがそうです。
そろそろ本題
『フォーティファイドワイン』・・・こちらはワインを作る途中に「アルコールを添加したワイン」です。
ポートワインもポルトガルで作られるフォーティファイドワインの1つで
同じくポルトガルの「マディラ」
スペインの「シェリー」の3つが世界三大フォーティファイドワインとされています。(シェリーは特に有名ですね!)
表記としてはどれも『酒精強化ワイン』と書いてあります(ぜひ探してみてね!)
アルコールを添加するメリットもちゃんとしていて、醸造過程で酒精を添加すると、添加したアルコールの分度数が上がり、酵母の働きが止まっちゃうんですね!
酵母の働きが止まるとどうなるか、そう、発酵が止まります。(どういうことやねん)
ざっくり言うと、お酒というのは 酵母が糖を食べることで発酵し、アルコールが生まれるんです
なので早い段階で発酵が止まると、そのだけ糖が残って甘くなるんですよ。
逆に遅めに添加すれば甘くないお酒ができますよね?
辛口も甘口も作りやすいんですよこれが!!
また度数の高いアルコールを添加することでワイン自体のアルコール度数も上がり、暖かい地域での保存がしやすいんですね、これが主にポルトガルで作られている理由だそうです。
というわけで本題に帰ってきました
グレンモーレンジィ・キンタルバンは、10年熟成のグレンモーレンジィをポートワインの樽でさらに2年、追加で熟成させていることが特徴です。
使われているのはルビーポート、つまり元は赤ワインです。確かに普通のグレンモーレンジィに比べて色が赤っぽいかな?という印象です。
色 若干赤みがかったオレンジ、茶色(?)
度数 46%
香り 嫌なタイプのシェリーとはまた違う、草っぽい香り。
ウイスキーらしくフルーツのような香りもするが、全体的に葉っぱ感が強め
結構こういう草っぽい香りは好き嫌いが分かれるんですよね、僕はそこまで得意ではありませんが、スキャパスキレンの100倍マシだと思います。
味 ポートカスクフィニシュと知っているのもあり、わずかにワインらしい土臭さを感じます、前情報なしで飲んでいたらわからなかったかもしれません。
味は意外に草っぽさ青臭さはなく、思ったよりはちみつやオレンジのような香りが鼻から抜けました。
ただ2口目からは後味が葉っぱでした。
やっぱりこういったハーブ感というより草のような香りのタイプは人を選びますね……
ただ総合的には良いウイスキーだと思います。
まぁでも個人で家用に買うなら価格的にもオリジナルか……あとシェリーのラサンタ12年かなぁ……
って感じです、皆さんもご興味あれば是非!
ありがとうございます、またお待ちしています。